東京農業大学 造園科学科にて実技演習を開催

斎藤馨教授、粟野隆教授とともに

造園技術の継承

本日の打合せを念入りに

2023年10月13日に厚木キャンバスにて開催された造園科学科による、大学4年生を対象としての「専門特化演習(二)(伝統技法)」の授業として「四つ目垣」実技演習に、講師として参加した際の様子を取材しました。

粟野教授は、造園技術の継承を危惧されており、伝統的な技術を少しでも残していきたい「思い」は人一倍大きく、それに賛同した同大学 客員教授でもある㈱大場造園 代表取締役会長 大場淳一 様をはじめ、緑進造園㈱ 代表取締役 齋藤 悟 様、㈱勇和造園 近藤勇樹 様、㈱根本造園 根本喜代孝 様、㈱大場造園 大場昭典 様、㈱創研ガーデン 秋元 隆介 様、弊社 岡野吉洋と一緒に弊社社長も授業をお支えする事となりました。

取材にご協力いただいた、同大学の粟野 隆教授、斎藤 馨教授ありがとうございました!

本日の演習テーマは「四つ目垣」

木立をめぐる秋風が心地よい晴天の厚木キャンバスに、約35名ほどの生徒さんが集まり、各講師の班に分かれて実技演習を行います。

完成形

ちなみに「四つ目垣」とは…

丸太の間を竹の胴縁を用いて繋げ、同じく竹の立て子を直交させ、竹間が四つ目になる形状から名付けられた、最も一般的に広く用いられる垣根の一種

(今回の演習レジュメより)

社員も特別講師として参加

2021年度の卒業生が特別講師に

東京農業大学を2021年に卒業し、新卒で昭立造園に入社して2年目の社員が仕事と資格取得で培った技術を後輩に伝えていました。

先輩から後輩へ、そしてその後輩へ。

技術だけではなく、日本独自の文化を守る心が令和の時代にも受け継がれていきます。

人を敬い、人を育み、技術をつなぐ

昭立造園における社員育成方針の要です。

演習の最初は緊張していた生徒さんでしたが、演習終了間近になると「もっとやりたい」「練習したい」と物足りげなそうな様子も。

できるまで何度でも反復して教える講師と、間違いにくじけることなくチャレンジする生徒さんの相性は抜群!

達成感に満ちた笑顔がたくさん咲いた演習でした。

心よく取材をさせてくださった東京農業大学の皆さま、そして講師の皆さま、ありがとうございました。

当日の様子は昭立造園Youtubeから動画でご覧いただけます!

バックオフィス 堀籠

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